『Endeavour/刑事モース』動画配信状況、放送予定
『刑事モース』日本放送でカットされたシーン込みネタバレエピソードガイド

[E:Case1]カットされたシーン込エピソードガイド(3)『Endeavour 2012/華麗なる賭け(ある晴れた日に)-新米刑事モース』

まさか3パートに分かれるほど長くなるとは…すみません。 WOWOW放送で10分強カットされてしまった 『Endeavour/新米刑事モース~オックスフォード事件簿-Case1:華麗なる賭け(WOWOW)/ある晴れた日に(NHK)』、遂に山場です。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

最後にもデンプシー氏が見事にカットされてしまっていますので、事件のもう1つのオチを補足して、このエピソードガイド完結編。

ということで、100%ネタバレですので、回避組の方はご注意ください。

announcement 前半はこちら→[E:Case1]カットされたシーン込エピソードガイド(1)『Endeavour 2012/華麗なる賭け-新米刑事モース』

announcement 前半はこちら→[E:Case1]カットされたシーン込エピソードガイド(2)『Endeavour 2012/華麗なる賭け-新米刑事モース』

Endeavour(Pilot)/華麗なる賭け」カットされたシーン込エピソードガイド(3)

※ネタバレ注意

© ITV/Mammoth Screen

サーズデイ警部補とモースは、オックスフォードのウッドストックにあるラヴェル卿の屋敷「アップルゲート」に行く。

なぜ死んだメアリの右手甲にラヴェル卿の電話番号が書いてあったのかと卿を問い詰めるが、卿は知らないと言い張って2人を追い返した。電話番号だけでは足りなくても、サイズの合わなかったドレスをラヴェル卿が買ったのならメリーとのつながりを証明できる。既にマクリーシュに聞き込みをやらせているが、モースも婦人服店を1軒ずつ聞き込みに回る。

同じ頃、ロザリンドのチャリティコンサートが開かれる劇場に、ストロミング博士や他の観客が入場し始めていた。モースは、メリーのドレスが買われた店を突き止める。

カウリー警察にモースが戻る。店を突き止めたか?との問いに頷いたモースは、しかし浮かない顔をしていた。「メリーの最後の食事、死ぬ1時間前の。私なら朝食に貝は食べないです。召し上がりますか?」メリーは日曜日に死んだのではない。獣医がバス停で見かけた彼女の姿は彼女ではなく、犯人はラヴェル卿でもない…。

モースの推理が始まる。

始まりは、コレッジのパーティにマイルズが連れて来たメリーを見かけたアレックス・リースとストロミング博士のバカな賭けだった。下町育ちのメリーにギリシア文学を教えてコレッジ関係者をからかおうという。

ストロミング博士に個人授業を施され、メリーはマイルズを振ってストロミングにのめりこんだ。マイルズはそのことをミセス・ストロミング(ロザリンド)に相談し、ロザリンドは自宅で講義を受けるメリーと夫の様子から夫の浮気を確信した。夫を責めて別れることは避けたいと思ったロザリンドの頭にある考えが浮かぶ。

いつも通り夫からクロスワードパズル(ヒンクシーで6時)の投函を頼まれたロザリンドは、湯気で封を開けてパズルを来週掲載分(バグリーウッドで8時)とすり替えた。お互いのパートナーの浮気を通して深い仲になっていたマイルズに、ロザリンドはパズルを新聞社に届けるよう頼む。そうすれば、「パズルを見たマイルズがメリーとストロミング博士の密会日時を知った」と思わせることが出来るからだ。

土曜日、メリーはサミュエルズのパーティに出た後、バグリーウッドに向かった。


<カットされたシーン>

1:33:32-1:33:36
パーティに向かうメリーを車の中から盗撮するデンプシー(この写真が、最初の方のカットシーンで暗室に吊り下げられていたメリーの写真)

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

そこにストロミング博士ではなくロザリンドが到着する。

メリーを殺した後ロザリンドはメリーに黒と白と緑の目立つデザインのワンピースを着せ、同じドレスを自分も着て翌日曜日の朝にバス停でバスを待つ振りをした。獣医が見かけたのは、メリーではなく彼女に扮したロザリンドだった。

赤毛のカツラとドレスを焼却して証拠を図った後、ロザリンドは最後の仕上げとしてマイルズを自殺に見せかけて撃ち殺す。

完璧な動機、完璧なアリバイ、完璧な犯人…完全犯罪の出来上がり。

ただ1つ、ロザリンドは、自分はSサイズでメリーはLサイズであることを忘れていた。モースが聞き込みした婦人服店の店員は、あの奇抜なデザインのワンピースを「耳にダイヤをつけた美人」に売ったことを覚えていた。(ダイヤのイヤリングをつけて『蝶々夫人』を歌うロザリンドの姿が出る。モースが聞き込みに行った時も、彼女はダイヤのイアリングをつけていた)

ロザリンドが『蝶々夫人』を熱唱している舞台の袖にモースとサーズデイ警部補が姿を現す。

2人に気付くロザリンド。警部補は彼女を捕えようと一歩踏み出すが、モースは彼の腕に両手をかけて止め、首を振った。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

下宿部屋でロザリンドの歌う『蝶々夫人』レコードをかけて椅子に座っているモース。ロザリンドを逮捕した後のことを回想。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

(ここからしばらくは、ロザリンドが歌う『蝶々夫人』だけが流れ、台詞の音声はなし)
ロザリンドを取り調べるサーズデイ警部補とモース。真っ直ぐロザリンドを見られないモース。

廊下で落ち込むモースに寄り添う警部補。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

ロザリンドに食事を持って行った警官が、トレーを取り落として取調室に駆け込む。ただならぬ気配に様子を見に行くと、ロザリンドがスカーフを鉄格子に巻きつけて首を吊っていた。彼女を下ろそうと奮闘する警官達。脈を取りながら廊下に向かって叫ぶモース。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

自室のモース。その時のことを思いだして涙ぐむ。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

目を閉じ、唇に手を当てるモース。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

取調室。横たわるロザリンドは目を見開いたままで既に手遅れの様子。モースは彼女に縋って声を上げて泣いている。

モース自室。唇を噛み締め悲しみに項垂れるモース。『蝶々夫人』の音楽が終わる。レコードプレイヤーに立てかけてあるロザリンドの『蝶々夫人』ジャケットには、

To Morse
Un bel di
Rosalind Calloway(キャロウエーはロザリンドの旧姓)

と彼女のサインが入っている。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

回想終わり。舞台上のロザリンド、歌い終わり万雷の拍手が沸き起こる。ホッとしたように微笑むロザリンド。

モースに止められて舞台袖に留まっていたサーズデイ警部補は、静かにモースを見やり、モースは覚悟を決めたように舞台上でスポットライトを浴びているロザリンドに向かって歩き出した。

ロザリンドの周りに投げ込まれたバラを一輪拾い上げ、モースは笑顔で観客席を見上げているロザリンドにそれを差し出す。「Bravo, Bravissima. Divina」。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

モースから最大級の賛辞を受け、ロザリンドは片手にバラを持ち、片手でモースの手を固く握りながら舞台の袖に向かって歩き出した。(この時、ボックス席でストロミング博士が驚いた様に舞台を凝視している)


<カットされたシーン>

1:37:21-1:39:24
雨の夜。ラヴェル卿の邸宅アップルゲートの玄関に立っていて、中に迎え入れられるデンプシー。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

何の用かと問うラヴェル卿に、デンプシーは辞職と引退を迫った。

「引退理由は体調不良。彼女は15歳だったんですよ、ディッキー」
「無害なちょっとした─」
「お遊びだった?あなたやあなたのお友達にはそうでしょうけれど」

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

「こんなのばかげてる」
「ばかげてる?大臣がセックスパーティに参加。10代少女の手に電話番号を書く。これこそ馬鹿げています。我々はあなたの名前は伏せていますが、若い刑事が追ってます。融通が利かなさそうな奴が」
「モースか?説明してやれ」
「しました。聞きません。あなたが行儀よくしていれば政府は彼を抑えられるかもしれません」

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

ラヴェル卿は鼻で笑ってハロルドに聞いてみようと受話器を取り上げる。デンプシーはサイレンサー付の銃をフックに置いて電話を切る。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

大人しく辞職届にサインをするか、死ぬか。選択肢は2つに1つ。ラヴェル卿は肩を落として辞職届を選んだ。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿
ラヴェル卿:
So… what’s this about?
デンプシー:
Your decision to resign from Her Magesty’s government and retire from public life.
ラヴェル卿:
My what?
デンプシー:
We thought “grounds of ill health.” Spare everyone’s blushes. She was 15, Dickie.
ラヴェル卿:
It was just a bit of harmless…
デンプシー:
Fun? A schoolgirl coerced into bed. ‘Round from one dirty old sod to another like the Sunday sprouts? Fun? For you and your mates, maybe.
ラヴェル卿:
This is ridiculous.
デンプシー:
Ridiculous? A government minister at a sex party.Writing his telephone number on the hand of a teenage girl. Now that’s ridiculous. We’ve kept your name out of it.So far.But there’s a young copper chasing this, and he’s not so willing to play the game.
ラヴェル卿:
Morse?Explain to him.
デンプシー:
I’ve tried.Not for sale.You do the decent thing,his governour might be able to rein him in.
ラヴェル卿:
We’ll see what Harold has to say about it.
デンプシー:
This is what he has to say about it. There’s two ways out.This one, I don’t have to get blood on my shoes.

翌朝。荷物を持って宿から出てくるモースは、サーズデイ警部補が待っているのを見て驚く。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

眠れたか?と聞かれモースは首を振った。

「僕がもっと少し早く気づいていれば。もしもっと早く」
「やめておけ。もし、を考えたらおかしくなるぞ。俺も知ってる」。

駅まで送ろうとサーズデイ警部補が言うと、モースは自分に運転させてほしいと運転席に乗り込んだ。今後、仕切り直して大学に戻ってもいいと言うモースに、サーズデイは自分の補佐にならないかともちかける。補佐を務めるのは本来は「巡査部長」だが(モースはまだ刑事巡査)、試験に通るようにサポートもしてやる。

「20年後の自分がどうなってるか想像してみろ」と言われ、モースはバックミラーに目をやった。そこに、<20年後の自分=主任刑事モース(ジョン・ソウ)>が映る。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

後ろからクラクションを鳴らされ、「モース?」と警部補が声をかけるがモースはミラーを覗き込んだままぼぉっとしている。「エンデヴァー!」ファーストネームで呼ばれ、モースは我に返って車を出した。

Endeavour/(新米)刑事モース~オックスフォード事件簿

End


粗筋ここで終わり!(細かすぎたので次からはもっと縮めます)

そしてここから…スミマセン、感想炸裂です。萌えてますので、 冷静な分析をお求めの─特に「Inspector Morse」との比較に興味をお持ちの方は、お戻りください。 私は原作&オリジナルシリーズも読んだり見たりしていますが、ここはほぼ『Endeavour』単体での叫びになります。

憧れの救世主に自ら手錠をかける。

警察官って因果な商売ですね…

KY過ぎ、我が道を行きすぎるEndeavourのあれこれにクスリと笑いが零れる前半と、彼が真実を探り当て事件を解明する切ない最後の落差が激しいです。

その頭の良さが、細かいところに気が付いてしまう観察眼が、そしてそれをなかったことに出来ない性格が。灰色の世界に光を差し込んでくれたロザリンドの逮捕、そして彼女との永久の別れを引き起こすとは。

歌う彼女を逮捕しようと足を踏み出したサーズデイを両手で止めたEndeavour。彼女の大ファンの彼は多分、あっという間に完売したチケットが手に入らないか、こっそり探してたんじゃないかと思います。給料1ヶ月分つぎ込んででもチケットが取れたら観客として聴きに行きたかったのではないかと。

ロザリンドは、Endeavourとサーズデイが舞台袖に姿を現した時に、彼らが真実に辿り着いてしまったことを知り、すべてに幕を下ろすことを決意したのかもしれません。

「夫は構わないと言うけれど、海外巡業などで離ればなれになるのが嫌だから」とオペラ歌手としての第一線を退いたロザリンド。世界からその才能と技術を惜しまれても夫が大切だった彼女なのに、夫は15歳の少女に興味を持ち手を出している。

正面切って夫に問いただして、捨てられてしまったら?やはり若い娘がいい?ロザリンドが抱いたであろう焦燥感、裏切られた絶望感。

そんなロザリンドの苦しみに想いを馳せながら、彼女に救われた自分自身の手で彼女の犯した罪を暴き、元凶となった彼女を苦しめる男ではなく彼女自身を断頭台に送り込む。

婦人服店で、「耳にダイヤをつけた美しい女性が」ワンピースを買ったと聞いた時のEndeavourの心境たるや、どれほどのものであったかと。正義感の強いEndeavourはそれを隠ぺいすることは出来ず、ラヴェル卿の仕業にしてしまうことも出来ず、ただ出来ることは、自らの手で彼女に引導を渡すことだけ。

「貴方のような女性を妻にしてよそ見をする男がいたら、狂ってますよ/Anyone with such a wife as you, would have to be mad to seek happiness…elsewhere」。夫の浮気をキッパリ否定したEndeavourに嬉しそうな安堵の微笑みを見せていましたが、真摯に詫びたEndeavourの言葉は、実はロザリンドの胸をグッサリ突き刺していたのかもしれません。

「夫を愛しているから」と拒まれたロザリンドの唇にEndeavourが触れられたのは、人生の幕を下ろした彼女に人工呼吸を試みた時。Endeavourの好意を拒んだのが、夫への愛なのかEndeavourへの想いなのか。既に手を汚した自分にEndeavourを触れさせて期待させてはいけないと、ロザリンドは少しくらい思ったかな?と勝手に深読みをしています。

12歳で亡くした母の思い出がどんどん薄れていくと淋しそうに話すEndeavourに、母性本能をくすぐられるようなところもあったのではないかと。(Shaunが、Shaunがそーいうキャラ上手いんですよ!ガシッと抱き込んで撫で撫でして髪の毛くちゃくちゃにしてあげたくなりませんかね。Endeavourがロザリンドに「憧れ」の眼差しを注いでいるシーン、ロザリンドの瞳がむしろ保護者色)

きっとこうなるはずよ 約束するわ
だからあなたの心配事はしまっておいて
心から信じて 私はあの方を待ってるの

ロザリンドが歌い上げる『蝶々夫人』。アメリカに帰国したまま、日本に帰ってこない夫ピンカートンを待ち続けるButterflyに、夫ローワンの心が戻ることを望んだロザリンドの姿が重るような気がします。そしてButterflyのように、ロザリンドも………。

レコードは、現役だったころの彼女の美しい歌声を何度も再生するけれども、彼女の声は物理的にもう二度と聞けない。

もっと早く事件の真相に辿り着いていれば。ちゃんと見張りの警官を立てていれば。あるいは自分がワンピースのサイズにこだわらなければ。

レコードをかけながら宿の自室で悲しみに暮れるEndeavourの姿が切ないのです。打ちのめされた姿に胸が痛い(号泣)

Endeavourの唇に残るロザリンドの唇の感触(人工呼吸を施した時、彼女はまだ温かかったはず)。それを思い出して唇に指をあてるEndeavourとか、誰かこの子に濡らしたタオルと温かい抱擁を!(違)

ロザリンドの死亡が確認された後、いいからお前はもう帰れ、とサーズデイに帰されたのでは?との邪推もむくむく。

経験豊富なサーズデイ。「もし」を考えたら苦しむだけだとEndeavourに投げる言葉に重みがあります。全く同じとはいかなくてもきっと過去に似たような出来事があったのかもしれません。いくつの悔しさを抱えていい刑事になるのか…

結局、Endeavourはサーズデイのお誘いを受け入れてカーシャル・ニュータウンからオックスフォードへさっさと異動。次に「Girl/毒薬と令嬢」の事件が起きることになります。異例の抜擢は先輩&新警視正に気に入られず、「処世術」を持ち合わせていないEndeavourのいびられ新米刑事人生がスタートする、と。

ここから雑多な感想になります。

Endeavourは奨学金でオックスフォードのロンズデール・コレッジに入ったものの、期末試験の直前に婚約者に逃げられて学業が手につかず、試験に落ちて退学になりその後、英国陸軍の通信軍団の暗号解読部隊に。そこも続かず警官に(←いまココ)

モースがオックスフォード大学卒なのかどうかは原作&オリジナル・シリーズでは謎のひとつだったそうですが、ヤング・モースのシリーズでようやく出てきました。彼のファーストネームが「Endeavour」であることも原作&ドラマではなかなか明かされずずーっと秘密で(モースはファーストネームを聞かれても誤魔化して答えない)、最終話でそれが「Endeavour」であることが公表された時には、BBCニュースにもなったほどの騒ぎだったとか。

ちなみに「Endeavour」というなんとも珍しい(?)名前になったのは、クエーカー教徒には“virtue names”をつける伝統があり(Endeavourの母親はクエーカー教徒)、父親がキャプテン・ジェームズ・クックの大ファンであったことから、ジェームズ・クックが乗っていた「Endeavour号」からとったとオリジナル・シリーズで出てきます。(Wikipedia)

警察医マックス・デヴリンはオリジナル・シリーズでも常連。Endevourが死体嫌い、血を見るのが嫌いと分かった後、流血死体じゃないから怖がらずに入ってこいなど、からかってるのか気遣ってるのか分からない声をかけてくれます(笑)

死体と向かい合おうとしないくせに口だけは達者なEndeavourにムッとした感じもありましたが、「被害者の家まで乗せてって?」と頼んでくるEndeavourのずーずーしさを受け入れる懐の深さがあるようです。拳銃の種類を言った瞬間、軍用拳銃と反応したのを見てEndeavourがバカではないと言っていましたしね。

この後に続くエピソードでも、やいやい口を出してくるEndeavourに「俺はプロだぞ」と言うことがあるものの、大抵Endeavourの口出しが正しいので、生意気盛りな新米として目をかけてくれる様子。検死がメインのお仕事なのに、Endeavourの負傷手当をすることも増えますw

汚職警官がはびこる警察署にイラッとしていたサーズデイ。Endeavourが正義感溢れる真っ直ぐな奴だと分かってホッとしたかもしれません。これでカウリー警察が大掃除できるぞ!的に。実際、クリスプ警視正もロット刑事部長も飛ばされたか首になった様子でシリーズ1には出てきません。

爽やかマクリーシュは、悲しくもこのエピソードだけの出演。結構好きなんですが、Endeavourの相手にはオリジナル・シリーズにもいるStrangeが出てくるので、マクリーシュ退場も致し方ないのかも。。。

WOWOWの吹替えは、予告編を見た直後はどうなることかと思いましたが、本編では違和感なく、すごく合っていました。矢野 正明さん、ありがとうございます!Shaunの地声は吹替えよりもう少しだけ低めで鼻声でちょいちょい詰まりながら話します(笑)Shaunはリヴァプール出身なので、インタビューとかでは思いっきり、標準語ではないのですが…。ただしドラマスクールでしっかり訓練を受けた俳優なので、Endeavourのようなオックスフォード発音もお茶の子さいさい。

まだいろいろ叫び足りない部分もありますが、長くなり過ぎてるので一旦この辺で…。

ノーカット版は、シリーズ1全4話と一緒にUS版BDに収録されています。ノーカット版に興味のある方は是非US版BDで。英字幕のみ、日本語はありません。

※動画配信情報は、2022年5月19日時点のものです。最新の配信状況は U-NEXT サイト、Huluサイト、Amazon Prime ビデオサイト、クランクイン!ビデオ サイト にてご確認ください。